最近、空腹状態で軽いウォーキングすると痩せると話題になっているのを知っていますか?
実はそのやり方間違っています!
朝活ダイエットの効果を最大限に発揮するためには、軽い朝食をとることがとても大切です。
空腹状態の運動よりも、軽い朝食をとった方が効果が高まる理由を詳しく説明します。
最後までご覧ください。
朝の運動が痩せるのはなぜ?
交感神経が活発に働くと基礎代謝が上がり、基礎代謝が上がることで脂肪が燃焼されやすくなります。
この交感神経を刺激してくれるのが朝の運動です。
朝に運動することで1日中基礎代謝を高めることができるので、消費カロリーを増やすことができます。
逆に夜の運動は、興奮状態になり寝つきが悪くなるのでオススメできません。
夜は軽いストレッチやマッサージをするようにしましょう。
軽い朝食を食べることで効果を発揮する
寝ている間にもエネルギーを消費しています。
エネルギー不足の状態で運動すると健康的にも良くないですし、運動してもその効果は半減してしまいます。
朝ごはんを食べることは体と脳を目覚めさせるだけでなく、交感神経を刺激させるスイッチのような役割もしてくれます。
さらに、軽い水分と糖質食品を食べてから運動することで運動パフォーマンスが向上します。
運動後は筋肉の細胞が傷ついている状態なので、筋肉を修正するために、筋肉の元となるタンパク質をしっかり摂りましょう。
5分の運動でも効果あり
朝起きて30分くらい運動しなきゃいけないイメージがありませんか?
実際は朝5分の運動で充分な効果を発揮します。
1番大切なのは継続することなのですが、毎日5分の運動なら続けられる気がしてきませんか?
しかも、ランニングやウォーキングみたいに外を出なくてもいいんです。
歯を磨いてるときに踵上げをしたり、スクワットをしたりするのでも効果があります。
スクワットはキング・オブ・エクササイズと言われるほど、全身の筋肉を使う運動なので5分間やるのはしんどいかもしれません。
個人的には好きな音楽1曲終わるまで!と決めてスクワットすると、
「あれ、もう終わりじゃん!」
と5分間が短く感じますし、好きな音楽で気分も上がるのでオススメです。
もちろん、ランニングやウォーキングが好きだという人もいるので自分に合った運動で、基礎代謝を上げていきましょう。
朝の水分補給は白湯がオススメ
冒頭で朝に水分と糖質食品を食べるといいと説明しましたが、その水分は冷たい水やコーヒーよりも白湯がオススメです。
人は寝ている間も汗をかいて、水分が失われています。
失われた水分を補うだけでなく、体温に近い白湯を飲むと内臓を温められ基礎代謝がアップします。
それだけではありません、むくみを改善したり便通を良くしたりしてくれるのでダイエットに効果的です。
ただ、飲み過ぎるとかえってむくみの原因になってしまうので、1日800mlを目安に飲むようにしましょう。
固形物の方が消費カロリーが増える
運動後にタンパク質を摂った方がいいのは分かったけど、それならプロテインでよくない?と思いませんか。
私も運動後にタンパク質を摂取した方がいいことは知っていましたし、絶対プロテインを飲んでいました。
ですが、肉や魚などの固形物でタンパク質を摂取した方が食べた後に消費カロリーを増やすことができちゃうんです。
これを、「食事誘発性熱産生」と言います。
漢字だらけで、どういうことなのか感じにくいと思うので詳しく解説していきます。
食事誘発性熱産生
これは食事をした後、安静にしていても代謝量が増えることです。
食事をした後に、体がポカポカしたり汗をかいたりした経験があると思います。
まさに、これが食事誘発性熱産生なんです。
食事によって取り得れた栄養素は体内で分解され、消化・吸収されてエネルギーを生み出します。
このとき、消費するエネルギー量はタンパク質のみなら摂取エネルギーの約30%を消費します。
糖質のみなら約6%、脂質のみなら約4%を消費しますが、タンパク質が1番摂取エネルギーを消費してくれますよね。
食事をとるときはいろいろな栄養素を摂るので約10%程度の消費になるでしょう。
たった10%かと思う人もいるかもしれませんが、食事をする機会は1日3回あるので食事内容を工夫するだけで自然と消費量を増やすことができます。
まとめ
朝ごはんを食べることで、運動パフォーマンスを高めてくれて1日中基礎代謝が高いまま過ごすことができます。
5分程度の運動でも充分な効果を発揮しますが、朝食をとることでさらに高い効果を発揮してくれます。
朝活ダイエットをするなら、朝食を必ず摂ってダイエットを成功させましょう。
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